「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「難しい」のではなくて、、、

今日は研修をしてました。

 

研修では、受講者の方に新しいことをお伝えすることも多々あります。

新しいやり方、新しい考え方、、、

 

そんな時に決まって出てくる言葉があります。それは、、、

 

「難しい」

 

です。

 

似たような感じで「大変」場合によっては「無理」なんて言葉も

 

「理屈はわかるけど、実際は”難しい”よね」

「ちょっと今の状況では”大変”だよ」

「どう考えても”無理”です」

 

そんな時に必ずお伝えします。

 

それは、本当に「難しい」のでしょうか?

本当に「大変・無理」なのでしょうか?

 

多くの場合、実はそうではありません。

 

では、どういうことかと言うと、、、

 

「慣れていない」

 

だけなことがほとんどです。

 

やり慣れていないことだから、

「難しい」し「大変」だし「無理」に思えるだけです。

 

私たちの「脳」は「可塑性」や「トレーナビリティ」があると言われています。

 

ちょっと難しい言葉ですが、

 

「可塑性」とは

新しいことに応じて最適な変化を起こし、それが当たり前の状態になっていく(元には戻らない)

 

「トレーナビリティ」とは

やればやるほど簡単になっていく

 

といった意味合いです。

 

つまり、

「やれば、できる」し

「やり続ければ、楽にできる」ようになる

ということです。

 

これは逆に言えば

「やらないと難しい」し

「やらないままなら、やりにくさは増していく」

ということです。

 

新しいことをやるというのは、脳の中では神経繊維の新しいつながりのパターンができるようなものです。

 

最初は、細いつながりです。

 

例えて言えば、最初は獣道みたいな道はあるけど、とても人が通れるようなところではない状況です。だから、通りにくいです。

でも、あえてそこを通ることで、次第に人が通る道として踏み固められていきます。

それを続けていると、人が通りやすい道になってきます。

すると、もっと人が通るようになってきます。

次第に道幅が広がり、さらに通行量が多くなります。

だんだんと幹線道路のようになっていき、整備され舗装されて、ますます交通量が多くなります。

もう、他の道を通るよりこちらを通る方がはるかに楽になります。

そして、他の道は廃れていき、新しい道がメインの道になります。

こうなったら、もうこの道を自然と皆が通るようになります。

 

これが、新しいことを身につけていく時の脳の中の状況です。

 

だから、最初は難しいと感じますし、実際難しいかもしれません。

でも、やればやるほど楽になってきます。

 

最初に感じる「難しい」で止まってしまっては、この状況にはたどり着きません。

 

「難しい」のではないのです。

「慣れていない」だけなのです。

誰でもやれば慣れていきます。

 

そのことを是非知っておいて欲しいです。

 

そのことまでわかった上で、「難しい」と感じて続けることをやめるなら、それでもいいです。

自分でそう決めているんですから。

 

でも、それをわからずに、能力や性格を言い訳にして続けないのは、ちょっともったいない気がします。

 

「慣れてない」だけ、だから「慣れる」までやってみよう、、かな。

 

これくらいに考えて取り組んだ方が、最初に行動しやすいと私は思います。

 

「慣れてないだけ」

 

うまくいかない時に、こう思うだけでも次の行動を容易にする効果があります。

 

「慣れてないだけ」

 

では、また。

「振り返る」という習慣

私が、いつも実践していることの一つに「振り返る」というのがあります。

 

これを意識して行うようになったのは、人の成長は

 

「知る」→「やる」→「振り返る」

 

のサイクルを回すことだ、と学んでからです。

 

新しいことを知ります。「気づき」などもそうですね。

それを身につけるためには実践しなければいけません。

 

新しいことを教わり、反復練習する。

 

ここまでは普通にやっていることが多いです。

 

もちろん、ただ単純に繰り返すことでも身につけていくことは可能です。

それをもっと効果的、効率的にするためには

「振り返る」

というステップを入れることが有効です。

 

「振り返る」ことで、また、何かに「気づく」ことがあったりします。

すると、これが次の「知る」になり、それを「やる」ことになります。

そして「振り返る」ことで、さらに何かに「気づき」それを「やる」、、、

 

こんな風に、このサイクルが回り始めると、成長が加速していきます。

 

振り返ることで、自分で何かに気づくことができます。

それがないと、外からのインプットがなければ次の「やる」が生まれません。

つまり、自分の成長を他のものに依存することになります。

自分で自分の成長を促していくためには「振り返る」が絶対的に必要です。

 

「振り返る」時のポイントがあります。

 

それは「振り返る」は「反省」とは違うということです。

 

「反省」は、自分の行動が良かったのか悪かったのかという評価をします。

そして「悪い」ものを改めようとします。

「できなかった」ことに駄目出しをして、次は頑張ろうとします。

 

これはこれでいいですが、意外と長続きしないことが良くあります。

少なくとも私はそうです。

どうも自分のダメなところを殊更に意識しても、うまくいかないように感じています。

 

「振り返る」は行動が良いか悪いかを評価しません。

事実として、何があったかだけを振り返ります。

そして、その事実だけでなく、その時に自分はどんなことを感じたか(感情、気持ち、気分)を振り返ります。

 

この「感情、気持ち、気分」を振り返ることが重要です。

 

「感情、気持ち、気分」に「良い」とか「悪い」はありません。

ただ、どんな感じだったかを振り返ります。

 

これをすることで、今まで気づかなかったことに気がつくことが多々あります。

 

私たちの感覚器官は、基本的に外側からの情報を取り入れるようにできています。

「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」等々

全て、自分の外側のものに対する感覚です。

 

しかし、感情は自分の内側に起こるものです。

私たちは外側で起きていることは鋭敏に感じられても、この内側で起きているものに少し鈍感になっているかもしれません。

人間の活動にはこの「感情」が大きな影響を与えています。

その「感情」に気づくことが、振り返ることで可能となります。

 

これに慣れてくると、瞬時に自分の感情に気づけることにもつながってきます。

 

「反省」ではなく、ただ「振り返ってみる」だけ。

良かったら試してみてください。

 

では、また。

仕組みを作る

新しい習慣を身につけようとすることは、今までの習慣を変えることです。

今まで無意識にやっていた何かをやめて新しい何かを続けることで、新しい習慣が身につきます。

 

「今まで無意識にやっていたこと」というのは、脳はほとんどエネルギーを使わずに済みます。

それをやめるということは「意思の力」を使います。これは脳にとってはエネルギーを消費することになります。

また「今までやり慣れていない何かをやる」ということも「意思の力」が必要です。これも脳にとってはエネルギーを消費します。

 

私たちの「脳」というのは、できればエネルギーの消費量を抑えようとする特徴があるようです。

本当に大事な時にしっかり活動できるように、普段のエネルギー消費はできるだけ少なくしています。

だから、普段の行動はほとんど脳にとってはエネルギーを消費することなくできるように、「習慣化」されています。

新しい習慣を身につけようとすることは、これに逆らうことになります。

だから「意思の力」を使うしかありません。

 

そう「意思の力」を使うにはエネルギーが必要なんです。

このエネルギーは、いつでも無限に出てくるわけではありません。

使いすぎると一時的に枯渇してしまいます。

 

「意志の力」は「筋力」とも似ています。

 

例えば、重たいバーベルを上げ続けていたり、腕立て伏せを連続でしていると、筋肉に疲労が溜まってきて腕が動かなくなってしまいます。

常に「意思の力」を使っていると、脳も疲れてしまいます。

我慢がきかなくなって「もういい!!」「いい加減にしてくれ!!」みたいになってしまいます。

 

バーベル上げや腕立てふせみたいな、明らかにわかる大きな負荷だけでなく、小さな気づかないくらいの負荷でもそれがずっと続いていると、同じ結果になります。

「コップ1杯」の水を片手で肩の高さに水平に持つことを想像してみてください。

実際にやってみてもいいですよ^ ^

 

別段難しいことではありません。簡単にできます。

 

そのまま1分持っていてください。

 

これもそんなにきつくないです。

 

では、そのまま10分。

できないことはなさそうです。

しかし、そのまま1時間、3時間、半日、1日、、、となったらどうでしょうか?

 

大きな負荷でないとしても、連続して負荷がかかる状態は、結局大きな負荷がかかって動けなくなるのと同じ結果になります。

 

「意志の力」も同じです。

大したことではないように見えても、常に「意識してやる」という状態はいずれ続けられなく可能性が高いです。

 

朝のジョギングを習慣にする際のコツの一つとして、

 

「夜寝る前に、明日の朝着るウェアを一式用意して枕元に置いておく」

 

ということを聞いたことがあります。

 

用意していないと、朝眠い目をこすりながら今日はどれ着ようかなんて考えながら用意することになります。

一見大したことではないですが、これだけでも知らず知らず負荷を貯めてしまいます。

前の晩に全て用意されていれば、そんなこと考えずにただ着替えるだけですみます。

 

これが続けるための「仕組み」の例です。

 

「仕組み」を作ることで、意思や気合いに頼らずに行動を続けられます。

 

簡単に物事ができるような仕組みを工夫することで、行動の継続率は高まります。

 

では、また。

ご褒美は有効か?

新しい習慣を身につける時に、

 

最初の3日間続いたら、美味しいものを食べる

次に1週間続いたら、欲しかった〇〇を買う

 

などのように、自分で自分にご褒美をあげることが有効だと聞いたことがあります。

 

ご褒美がもらえるから頑張れる、というわけです。

 

概ねは、私も賛成です。

 

ただ気をつけなければいけないことがあります。

 

それは「目的」がすり替わってしまわないか、ということです。

 

こうした場合の「行動」を続ける目的は

 

「新しい習慣を身につけること」

 

です。

 

「ご褒美を貰うこと」ではないはずです。

 

もうお分かりですね。

 

「ご褒美を貰うこと」がなければ「行動」を続けられないリスクがあります。

 

実は、私は以前タバコを吸っていました。

 

タバコをやめたいな、と思っていた頃、仲間と賭けをしました。

1ヶ月禁煙したら

「ちょっと高級なお店で食事をおごってもらう」

というものでした。

もちろん出来なかったら私がおごることになります。

 

その1ヶ月の間、あの手この手の誘惑を断ち切り、私は賭けに勝ちました。

その食事をご馳走してもらった帰り、

友人と分かれて一人になった途端、私はタバコを買っていました。

 

結局、この時の禁煙は成功しませんでした。

 

私が禁煙できたのはふとしたことからです。

 

ある朝いつものようにタバコを買おうと思ったら、

小銭はなく1万円札しかありませんでした。

 

その時妙にお札をくずすのがためらわれました。

「まあ、いいか」

そんな風に思って、タバコを買わずに会社に行きました。

当時は会社から食券を支給されていて、昼食もそれを使ったので

その日帰るまで結局1万円札を使うことがありませんでした。

 

翌朝、せっかくだから今日もこのお札をくずさないでいてみようか。

そんな風に思って、タバコを買いませんでした。

1日目と同じくこの日もお金を使わずに済みました。

 

3日目、やはり朝タバコを買いませんでした。

この日は夜にお付き合いがありお金は使いましたが、タバコは吸いませんでした。

このままどこまでやれるか試してみようかな、、、

そんな軽い気持ちで始めて、今に至ります。

もう20年以上も前のことです。

 

毎日、家に帰ると「今日もタバコを買わなかった」ということに、ちょっとした達成感を味わっていた気がします。

 

ご褒美をもらえることで行動を続けるのを頑張れるのも事実だと思います。

しかし、これは「習慣化」にとって必ずしもいいとは言い切れないように感じています。

上にも書いた「習慣化」することが目的ではなく「ご褒美を貰うこと」が無意識のうちに目的にすり替わってしまうことと、もう一つは「ご褒美」が「例外」になってしまう危険性もあるからです。

 

いつも我慢しているから今日くらいはご褒美でやってもいいや

なんて、また元の行動をしてしまいかねないからです。

大抵、このことをきっかけに元に戻ってしまいます。

 

「習慣化」という観点から言えば、「行動」したこと、どんなに小さなことでも「決めたことが達成できた」ということで感じられる「心地よさ」「満足感」みたいなものがあるはずです。これ自体が自分にとってのご褒美そのものです。

このご褒美を大事に味わうことができれば、何か別のものに頼ることなく行動を続けられます。

 

では、また。

 

「楽」との闘い

さて、3日間ブログの更新をしていませんでした。

 

土曜日(2月11日)の記事を書いた後、2日間はあけようと決めていました。

しかし、実際は3日間あいてしまいました。

 

何か、突発的なことがあって3日目は書けなかったわけではありません。

 

なんだか「書くこと」が重たく感じられたのです。

そして、結局、書くのをやめてしまいました。

 

実は、このブログは今まで書いている時間帯はほぼ同じでした。

朝の時間に書いて、投稿を予約セットします。

 

まさに、ブログを書くことを習慣化にしようと思ってそうしていました。

 

実は、2月11日にはその同じ行動ができなかったのです。

いつもと同じ時間に同じように書くことが事情があってできませんでした。

それでも、合間を見て書くことはしました。

 

でも、これって例外を作ってしまったんですね。

 

同じ時間に書くことを続けている時は、それほど書くことが苦ではなくなりつつありました。

「書かなければ!」みたいな思いもなく、普通にPCに向かい、普通に考えていることを書き出せていました。

 

しかし、2月11日に別の時間帯に書いた時は、「書かなければ!」という思いで書き始め、正直重たい気持ちを感じながらなんとか書きました。

 

この重たい気持ちに気づいたので、次の日からは「2日間は書かない」と明確に決めてみました。そう決めてしまえば、気持ちは落ち着きます。

 

そうするとその間に、また「書きたいな」という気持ちが出てきました。

だから3日目には「書こう」と思っていましたが、その気持ち以上に「書かない」でいる時に感じた「楽な気持ち」が優ってしまいました。

 

朝の決めた時間に「書くこと」をせず、前の時も別の時間帯でも書けたから今日も朝ではなくていいや、と自分に言い訳をして、、、しかし、時間はあったはずなのに他の時間帯は別のことをして、、、結局、書かずに終わってしまいました。

 

「楽」に負けてしまいました。

 

「楽しい」ではなく「楽(らく)」です。

 

脳は活動するために多くのエネルギーを必要とします。

だから、脳はなるべくエネルギーを消費を普段は抑えようとします。

つまり「楽」をしようとします。

 

脳にとって「楽」なのは、いちいち意識して考えずにできることです。

新しいことは、意識して考えて行動しなければいけないので、「脳」にとっては負荷がかかってしまいます。

 

だから「楽」な方を選ぼうという気持ちが無意識にでも働いてしまいます。

 

習慣化は常にこの自分の脳が志向するする「楽」との闘いです。

 

この闘いに打ち克たないことには、新しい習慣は身につきません。

 

改めて、そんなことを実感した今日この頃です。

 

では、また。

表情を意識する

今朝、実家で遅めの朝食をとっている時のことです。

テレビがついていて、おそらくNHKだと思うんですが、

番組名はわかりませんが、三宅裕司さんとオセロの松嶋さんが出ていました。

 

なんらかのお悩みを抱えた人のお悩みを解決するという内容で、総集編のような感じで過去の放送のことを振り返っていました。

テーマ的には「脳」のことを扱っていて、興味のある分野なのでしばらく見ていました。

 

面白かったのは、少年野球の子供たちが「あること」をしながら投球をしたら球速が上がったんです。

 

その「あること」とは、、、

 

「笑顔」

 

でした。

 

「笑顔」で投げた方が、一生懸命投げた時より、殆どの子が球が速くなっていたのです。

 

歯を食いしばって、目一杯力を込めて投げるより、速い球が投げられたのです。

 

「笑顔」は自分の力を引き出す鍵になっているかもしれません。

 

番組では専門家の方が、笑顔になると体がリラックスして余計な力が入らなくなり、体の動きがスムーズになるから速い球が投げられた、というような解説をされていました。

 

肉体的なことに関しては、その通りなのでしょう。

でも、目に見えない精神的な部分でも「笑顔」の影響は大きいと常日頃感じています。

 

私は、「笑顔」でいる方が、

・優しい気持ちでいられる

・何かに気づくことが多い

・反応が速い

・すぐに動ける

・アイディアが湧きやすい

・いい仕事ができる 等々

色々と自分にとって好ましいことが多いと感じています。

 

意識して「何かに気づこう」としているより、ただ「笑顔」でいる方が「気づき」が多くなっているように感じます。

 

因みに、今こうして書いている時も「笑顔」です^ ^

 

私たちは、普段自分がどんな表情をしているか、大抵の場合意識していません。

無意識です。

 

私は、よく人の表情を観察しています。

大げさのことではなく、電車に乗っている時や待ち合わせしている時に周囲の人がどんな表情をしているか見ています。

 

まず「笑顔」の方はいません。

無表情というのか、、まあ、楽しそうな表情を浮かべている人はほとんど見かけません。

 

私自身、かつてはそうでした。

 

しかし、いろんな学びを実践してみて、どうやら「笑顔」でいる方が自分の能力を発揮しやすそうだという実感を得られました。

だから、私は意識して「笑顔」を作ることをしています。

 

何もないのに「笑顔」になっているって、周囲から見たら変な人に思われそうな気がしませんか?

 

でも、実際に私が実践してみた感想では、あまりそれは感じませんでした。

もしかしたら「変な人」と思われているかもしれませんが、それ以上に良いことが多く起こっています。

 

ぜひ、表情を意識して自分で作ってみてください。

気がついたら、ちょっとだけ口角を上げてみてください。

 

それだけで、自分の心が乱れにくくなります。

 

では。また

例外が多い時の対処法

ルールを決めること、また、ルールを決めたら例外を認めないことが大事です。

とは言え、どうしても例外的な状況が発生してしまいます。

 

そんな時は、

「どうしようもないから守れない、、、」

「本当はルール通りにしたいけど仕方がない、、、」

などではなく

「今回は、ルールに従わない!」

とはっきり決めてしまう方が、その後も続けやすいです。

 

そんなことを前回は書きましたが、それならいいやと思って

「今回は従わない!」

が何度もあるようだと、やはりうまくいきません。

 

決めた通りにやるのが難しい状況が頻繁にある場合は、別の対処の仕方が必要です。

 

それは、

 

「ルール自体を変える」

 

ことです。

 

頻繁に決めたことができないようなら、そもそも決めていること自体に無理があります。

 

だから、決めたことを見直して、決め直します。

 

この時のポイントは

「できることだけルール化する」

ことです。

 

例外が発生しないルールにしてしまうのです。

 

当たり前にできることを当たり前にできる状況だけをルールにしてしまえばいいです。

 

「え、そんなんで効果あるの??」

なんて、思われましたか?

 

はい、大丈夫です。

ちゃんと効果あります。

 

「習慣化」つまり「新しい習慣を自分で身につける」ことに対しては、これでも十分な効果があります。

 

疑問を感じた方の多くは、おそらくこんなことを感じたのではないでしょうか。

 

「そんな簡単なことで意味あるのかな・・」

 

実は「行動」には二つの側面があります。

 

一つは、その「行動」の「内容」です。

つまり「何をやるか」です。

この「何をやるか」は重要ですし、普通に私たちはそれを気にしています。

 

ただし、同じ「行動」であったとしても

「自分で決めた行動」か「他人に支持された行動」かで違いがあります。

これが「行動」のもう一つの側面です。

 

このブログでお伝えしている「自分でルールを決めて守る」ことの本来の目的は何だったでしょうか?

 

そう、「習慣化」です。

「新しい習慣を自分で身につける」ためです。

 

自分で習慣を身につけるために大事なことは

「自分で決めて実践する」

ことです。

 

この際の行動の内容は、はっきり言って何でもいいのです。

何か重要なこと、意味あることをしなければいけないわけではないのです。

 

大事なのは、

「自分で決めて実践する」

という経験を繰り返すことです。

 

だから、ルールは例外の発生しようがないくらい、シンプルで簡単なもので良いのです。

内容は大したことがなかったとしても、それを繰り返すことで

「決めたことをやった!」

という経験が自分の脳に刻みつけられていきます。

 

とにかく、

「必ずできることだけ決めて、それをやる」

ことです。

 

これを繰り返すことで、間違いなく一つの習慣が身につきます。

 

それは、

 

「決めたらやる」

 

という習慣です。

 

難しいことではなく、簡単なことを決めてください。

 

頼りない感じがするでしょうが、その効果は絶大です。

試してみる価値はありますよ。

 

では、また。