「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

本当に大事なものを大事にする

【本当に大事なものを大事にする】

 

今日、仕事でご一緒した方のお話に勇気づけられました。

 

その方は、ある企業で管理職でした。

自分の仕事も抱えているプレイイング・マネージャー的な立場でした。

とても忙しくされていて、

日々、色んなプレッシャーを感じながらずっと

仕事を続けてこられたそうです。

 

真面目で責任感がある方なので、

自分の時間を犠牲にしてでも仕事に取り組むようなことを

当たり前のようにされていたそうです。

 

身体にも負担がきていたようで、ご本人曰く

 

「年末調整で集計してみたら、あり得ないくらい医療費がかかっていた(笑)」

 

というくらいだったそうです。

 

でも、それも当然のことと受け止めて頑張っていたようです。

 

しかし、あるきっかけで自分の本当に大事なものが何なのかを考えたそうです。

実際に自分が大事にしたいものを書き出したそうです。

 

そして、愕然としたそうです。

 

自分が大事にしたいことを何一つ大事にしていないことに、、、

 

そこで、その方は決心されました。

 

今の自分の仕事の仕方を見つめ直し、働き方を変えることにしました。

 

一度会社を退職して、契約で働くようにされました。

 

仕事は定時で終え、自分の時間を本当に大事な事に使えるようにしたそうです。

 

もちろん、収入面を考えたら、決して安心できることではありません。

 

でも、今までそんなことを理由にして、

自分の大事にしたいものを疎かにしてきていた訳です。

 

そんな自分のあり方から決別する決意をされて踏み出しました。

 

その瞬間から、一気に世界が変わったと言っても過言ではありません。

 

担当する仕事、出会う方、全てが今までと違ってきたそうです。

自分にとって本当にやりたいことができるように物事が動きだしました。

 

気がつくと体調もよくなっています。

 

今までのような精神的なプレッシャーも全く感じなくなりました。

 

今まで自分で自分をどれだけ苦しめていたかに気づいたそうです。

 

一番大事なことをまずは大事にする。

 

それ以外は手放してみる。

 

手放すのは怖いです。

 

でも、手放しても必要ならまた手にすることはできます。

 

一度、一杯一杯になった自分を少し解放してみる。

 

それから必要なものを改めて揃えていく。

 

まさにリセットしたような感じですね。

 

自分を犠牲にして他人を満足させようとしていても、

結局は自分が疲弊するだけで、

お互いに満足を得られない事になってしまいます。

 

まずは自分を満足させるように、

本当に大事なものを本当に大事にする。

 

もしかしたら自分のわがままのように感じるかもしれませんが、

わがままとは「自分のことだけを大事にする」ということです。

 

これは「自分の大事なものを大事にする」のとは違います。

 

自分の大事なものを本当に大事にする人は、

相手にも大事なものがあることをわかってあげられます。

 

自分が大事なことを大事にするように

相手が大事なことを大事にすることを認めて受け入れられます。

 

まずは自分の本当に大事なことを大事にする。

 

その方が、周囲に対しても良い影響を与えられます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。